新年のご挨拶2021

新年のご挨拶2021

新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり 誠にありがとうございました。皆様、新年をお健やかにお迎えになられたことと思います。コロナの感染拡大状況下、皆様におかれましては、引き続き大変な状況におられるかと存じます。

昨年は、当法人ビルの2階を、コロナ感染拡大予防の為に、換気、3密を避け、広いスペースでゆったりと過ごせる場所として使用を始め、『ゆるっとぷらっと』の活動(整体、リフレッシュ体操、バンドクラブ)を行ってまいりました。本格的な、ランニングバイクなどのフィットネス機器や、卓球台も導入し、地域の方の交流の場、運動が出来るスペースとしての幅が増えました。

そして、これまで継続している施設外就労では、園芸、ビル清掃、新しく高齢者施設での喫茶業務も始まり、利用者もさらに意欲的に取り組むことが出来ています。特に、園芸では、ベビーリーフの栽培を始め、栽培から販売までの工程を利用者が率先して行うなど、広がりを見せています。Caféでの販売も好評で、Caféはぁとではサラダとして提供をさせて頂いたり、「グリーンスムージー」も新登場。健康志向の世の中に合わせた商品企画も進めています。

こうして周囲の皆様より多大なるご理解ご協力を得て、入居者の方々が活き活きと暮らすことができますこと、皆さまのおかげで、本当に充実した1年を過ごすことができましたことを、心より感謝致します。

令和3年の干支は丑(牛)。丑(牛)は昔から食料としてだけでなく農業や物を運ぶ労働力としても人々の生活に欠かせない動物でした。丑年は「我慢(耐える)」や「発展の前触れ(芽が出る)」を表す年になるといわれているようです。新型コロナウィルスの終息までまだまだ耐え忍ぶ年になるかもしれませんが、地道に突き進むことで新たな発展へと繋げる年にしていきたいですね。希望ある良き1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

障害の有無、文化の違いに関わらず、誰もが安心していきいきと暮らしていけることが当たり前の地域社会、町づくりに貢献できるよう職員一丸となって活動してまいります。1日も早くコロナが収束し、通常の態勢になり、みなさまも安心安全に過ごせますよう心よりお祈り申し上げます。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

理事長 藤本 伸一